わが社では、安全・品質の向上を第一に考えています。配送する商品、そして従業員の安全を確保すること、そして品質を向上することこそが、従業員のモチベーションを高め、誇りになると考えています。 また、徹底した安全性は、お客様のみならずわが社の従業員、そして従業員のご家族の皆様の安心につながると考えています。
出社から退社まで、安全・品質を確保するために行う業務の流れをご紹介します。
業務フロー
特別点検
12の誓い
管理者立会運行前点検
毎月一回、管理者立会のもと運行前点検を実施しています。整備不良や車輌の故障を未然に防ぐと共に、毎月の重点項目を設定し、従業員の車輌に対する予防点検の意識向上を目指します。
整備工場
自社整備工場では、整備士が常駐しています。車輌に違和感があった場合、乗務員の整備依頼書を元に、速やかに対応し故障を未然に防ぎます。
給油スタンド
30,000リットル容量の軽油タンクをわが社敷地内に設備しております。これによって、帰庫途中に給油スタンドに寄る必要がなくなり、時間短縮につながっています。また、災害時など、給油が困難な場合にも対応することができます。
洗車機
トラックを常に清潔に保つために導入しました。洗車時間を短縮した上で、車輌美化に取り組んでいます。
高圧洗浄機
鮮魚等の臭いのある商品を積んだ場合は、高圧洗車機で荷台を帰庫ごとに洗浄します。
また洗車機では落としきれない足回り等の細かな場所も綺麗に洗浄することが出来ます。
休憩所
天災や異常気象時にも休息がとれるように休憩・仮眠施設を充実させ、より健康な体で仕事ができるよう健診結果を基にした専門家との面談やSAS検査を行っています。
ユニフォーム
300メートル離れた場所からでも認識できる反射材を使用したオーダーメイドユニフォームを採用しています。また、ボタンは使わずにマジックテープを使用し、異物混入を防ぎます。
輸送の安全に関する基本的な方針
- (1)関係法令等の遵守と安全最優先の原則の徹底をする。
- (2)重大な事故等への対応を確実に行う。
- (3)運輸安全マネジメントを確立し実施し、維持するとともに、輸送の安全を確保する為に必要な経営資源(人員・情報・設備等)を提供する。
- (4)マネジメントレビューにより運輸安全マネジメントシステムを定期的に見直すとともに継続的改善を行う。
輸送の安全に関する目標
第29期2022年10月1日~2023年9月30日
第30期2023年10月1日~2024年9月30日
事故内容 | 第29期 | 第30期 | ||
---|---|---|---|---|
重大事故 | 目標数値 | 0件 | 0件 | |
実績数値 | 0件 | ― | ||
交通事故 | 目標数値 | 全体件数 | 15件 | 15件 |
(内追突事故) | 0件 | 0件 | ||
実績数値 | 全体件数 | 24件 | ― | |
(内追突事故) | 1件 | ― |
- ※重大事故とは、自動車事故報告規則に規定されている事故をいう。
- ※交通事故とは、過失5割以上の有責事故(人身・物損・損害額問わず)をいう。
保険内容 | 第29期 | 第30期 | ||
---|---|---|---|---|
割引料率 | 目標数値 | 70% | 70% | |
実績数値 | 70% | ― |
- ※任意保険の割引料率の最大は70%
- ※損害率を10%以下に抑える
自動車事故報告規則第2条に
規定する事故に関する統計
自動車事故報告規則第2条に該当する事故の発生はありません。
輸送の安全に関する
組織体制及び指揮命令系統
輸送の安全に関する重点施策
- (1)安全を最優先とする意識を持ち、様々な角度から安全への検証を行う
- (2)拘束時間の短縮に努め、適切な休憩時間や休息時間の確保等を実施する
- (3)乗務員とのコミュニケーションの中から、適切な配送コース組みを行う
事故・災害等に関する
報告連絡体制
輸送の安全に関する
教育及び研修の計画
第30期においては、より高度な運転教育の為に運転指導員を1名育成し、新人教育、事故惹起者の添乗指導にあたっていく予定としています。またドライバーへの教育研修は新たな取組みもしていきます。
輸送の安全に関する内部監査結果
及びそれを踏まえた措置内容
監査結果としては改善基準告示違反が2件発生しました。是正につきましては既に対応済みとなっています。
運輸安全マネジメントの総括
第29期において事故件数が倍増し、追突事故も1件発生しました。追突事故については、渋滞の車列に停車した際、気の緩みから起きた事故です。その他の事故は、焦り、確認不足、脇見による接触でした。事故惹起者は50代が最も多く、次いで40代とベテランのドライバーでした。本来、運転中に気が緩むということがあってはならず、ハンドルを握ったら適度な緊張感と危険意識を持って運転することで、事故を防ぐよう指導教育のアップデートを行っていきます。
運輸安全マネジメントの公表
当社ホームページ上にて公表致します。